基本情報の入力
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基本情報の入力

下図に基本情報入力画面を示します。

この図からも分かるように、RTCを開発するにあたり上図の赤枠で囲んだ モジュール名, モジュール概要, カテゴリを入力する必要があります。モジュール名カテゴリに関しては、英数字のみで記述する必要があります。この モジュール名カテゴリバージョンベンダ名 の4つの情報からRTCを同定するためのIDを生成しますので、必ず記述してください。また、モジュール概要に関しては、ソースコードのコメントの行に挿入されますので、英数字のみの方が望ましいですが、日本語であっても大丈夫だと思います。
なお、ベンダ名に関しては、開発者設定で入力したものが自動的に挿入されています。
主な入力項目は、下記のようになっています。
RTコンポーネント基本情報
項目説明
モジュール名RT コンポーネントを識別する名前です。
この名前は、生成されるソースコード中で、コンポーネントの名前に使用されます。英数字のみ入力可能です。
モジュール概要RT コンポーネントの簡単な概要説明です。 ソースファイルのコメント行に挿入されます。1行で記述してください。
バージョンRT コンポーネントのバージョンです。 原則 x.y.z のような形式でバージョン番号を入力します。
デフォルト設定は、1.0.0になっています。
ベンダ名RT コンポーネントを開発したベンダ名です。
開発者情報の設定で入力した情報が自動入力されていますが、変更可能です。
カテゴリRT コンポーネントのカテゴリです。
「選択」ボタンで、過去に設定したカテゴリの一覧が表示され、選択することができます。
コンポーネント型RTコンポーネントの型です。現在は、STATIC(静的に存在するタイプのRTC。動的な生成、削除は行われない。)のみ設定可能です。
アクティビティ型RTコンポーネントのアクティビティタイプです。現在は、PERIODIC(一定周期でRTCのアクションを実行するアクティビティタイプ)のみ設定可能です。
コンポーネントの種類RTコンポーネントの実行形態の種類です。現在は、DataFlow(周期的にアクションを実行する実行形態)のみ設定可能です。
最大インスタンス数RT コンポーネント インスタンスの最大数です。自然数を入力してください。
デフォルトは、1に設定されています。
実行型ExecutionContextの型です。 PeriodicExecutionContext(周期実行を行う)とExtTrigExecutionContext(外部トリガによって実行を行う)の2つのタイプが選択可能です。
実行周期ExecutionContextの実行周期です。正のdouble型の数値が入力可能です(単位Hz)。
デフォルトは、1000(1ミリ秒周期実行)のに設定されています。
さらに、最下部では、RTCの模式図が表示されます。データポートの設定を行うと、RTシステムエディタで表示されるRTCと同じような図が表示されますので、最終的な確認を行うことができます。
各アイコン、入力項目の詳細な説明については、「ヘルプドキュメント」のアイコンをクリックすれば、別ウィンドウで表示されます。
すべての情報の入力終了後、保存のアイコン()をクリックして、サーバー上のデータベースに保存します。
データの保存が完了すると、下図のように保存したコンポーネントのIDと模式図が更新されます。

以上で、基本情報の設定は終了です。次は、アクティビティの設定をおこないますので、をクリックしてアクティビティの設定ページへ移動します。