コンフィグレーション・パラメータの設定
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コンフィグレーション・パラメータの設定

次に、RTCのコンフィグレーション・パラメータの設定を行います。
このページは、RT コンポーネントに設定するユーザ定義のコンフィギュレーション・パラメータ情報およびその他システムのコンフィギュレーション情報を入力するページです。
コンフィグレーション・パラメータは、RTコンポーネントの実行時に、外部から動的に設定変更することができるパラメータです。汎用性の高いRTコンポーネントを作成する場合には、非常に便利な機能の一つです。
このページを表示するには、「画面切換えタブ」のをクリックすることで移動することができます。下図に、コンフィグレーション・パラメータの設定のページを示します。

コンフィグレーション・パラメータの設定は、上図の赤枠部分であるコンフィグレーション・パラメータの設定部に入力し、[Add]ボタンを押下することで、追加保存されます。
各入力項目は、下記のようになっています。
項目説明
名前ユーザ定義コンフィギュレーション・パラメータの名称です。半角英数字のみ入力可能です。ユーザ定義コンフィギュレーション・パラメータ名称は重複することができません。
データ型ユーザ定義コンフィギュレーション・パラメータのデータ型です。 自由に記載できるようになっています。なお、この項目は型の整合性チェックは行っておりません。
デフォルト値ユーザ定義コンフィギュレーション・パラメータのデフォルト値です。 必ず設定してください。
単位ユーザ定義コンフィギュレーション・パラメータの単位です。特に記載する必要はありません。
制約条件ユーザ定義コンフィギュレーション・パラメータに対する制約条件を記述します。 RTCBoWでは、現在のところ制約条件を記入しても反映されません。
RTCBoWでは、コンフィグレーション・パラメータの設定で入力しなければならないのは、上表の 名前, データ型, デフォルト値 の3つの項目のみです。テンプレートプログラムでは、実際のコンフィグレーション・パラメータの変数名は、「m_名前」としておりますので、コンフィグレーション・パラメータの名前は、データポート名、サービスポート名とは、異なる名称にする必要があります。
コンフィグレーション・パラメータを登録すると下図のように、入力フォームの下に表形式で一覧表示されます。

設定済みのコンフィグレーション・パラメータの設定を変更するときには、表の両側に表示されているアイコンによって選択し、編集、削除、順番の入れ替えを行うことができます。各アイコンの機能については、下の表のようになっています。
このコンフィグレーションを1つ上に移動させる。
このコンフィグレーションを1つ下に移動させる。
このコンフィグレーションを編集する。
このコンフィグレーションを削除する。
下図は、登録済みのコンフィグレーション・パラメータの設定を変更するために編集アイコン()をクリックした後の状態です。
コンフィグレーション・パラメータの編集時には、管理用のIDが表示され、登録ボタンが[Add]から[Update]に変更されます。

Eclipse版のRTCビルダでは、コンフィグレーション・パラメータの設定時に、制約条件を付加やRTシステムエディタへ表示するときのWidgetを指定することができるのですが、現在のところRTCBoWでは、その機能はサポートしておりません。