eSEATのファイル構成クラスについて
eSEATは、Python2.7で開発されています。いくつかの機能は、Python3でも動作するようになってきていますが、RTMやROSの関係で、Python2.7がメインストリームとなっています。
RTMやROSへの対応や将来的には、SCXMLとの互換性も検討していたために以前のクラス構成から変更されています。
ファイル構成(ソースファイル)
eSEATを構成するファイルは下記のようになっています。
- core.py
- eSEATの主要クラスおよびマネージャークラス
- main.py
- main関数
- RtcAdaptor.py
- 以前のeSEAT.py、OpenRTM-aistのコンポーネントクラスおよびマネージャークラス
- viewer.py
- 標準出力用のテキストウィンドウ
- utils.py
- コマンドラインのオプション等のためのその他の関数群
- RosAdaptor.py
- ROSノード用のPublisher/SubscriberおよびServiceのためのAdaptorクラス
- SeatmlParser.py
- SEATMLのパーザークラス
- SocketAdaptor.py
- RAW Socket通信用のAdaptorクラス
- Task.py
- messege, script, shell等の処理を管理するクラス群
- WebAdaptor.py
- Web連携用のAdaptorクラス群
- rtcmd.py
- RTCを操作するためのクラス群(rtcmgrで使用)
その他のファイル
- bin
- eSEATのユーティリティコマンドidlcomole.sh: IDLファイルのコンパイル(omniidlの呼出しと配置)gen_seatml: SEATMLのひな形を生成gen_ros_pkg: ./ros/packagesの下にROSのパッケージを生成gen_ros_msg: ROSのmsg, srvのコンパイルと配置gen_action_msg: ROSのactionファイルのコンパイル( .action -> .msg )rtse: RTSystemEditorOnTheWeb用のWebアダプタの起動(daemon)
- etc
- eSEATのデフォルト設定ファイルrtc.conf: eSEAT用のRTC設定ファイルsetup.bash: eSEAT用のBash用設定ファイルtemplate.seatml: SEATMLのひな形ファイル
- examples
- seatmlのサンプル
- ros_sample
- ROSノードを使ったサンプル
- html
- Webアダプターのデフォルトドキュメント