RTコンポーネントの作成
このページでは、eSEATでどのようにOpenRTM-aistのRTコンポーネント(以下、RTCと略す)を作成していくかを解説してきます。RTCの操作をするために、RT System EditorまたはRT Shellが必要になりますので、インストールをしてください。
事前準備
RT System Editorのインストールに関しては、OpenRTM-aistのオフィシャルページまたは、このページの添付しているLinux版を使用してください。
rtshellを使用する場合には、pipでインストールすることができますので、下記のコマンドでインストールできます。
# sudo pip install rtshell
RTCの仕様を決定
次に、どのようなRTCを実現するかを決めていきます。まずは最初ですので、OpenRTM-aistのサンプルにも入っている
とします。これらのサンプルであれば、OpenRTM-aistに同梱されているexampleとの連携も確認できます。
SEATMLのひな形の準備
SEATMLのファイルを作成するには、まずは、ひな形となるSEATMLファイルを準備しておくと便利です。インストールスクリプトでeSEATを行うと、下記の内容を持つSEATMLファイルが/usr/local/eSEAT/template.seatmlとしてインストールされています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<seatml>
<general name="_sample_">
</general>
<state name="main_state">
</state>
</seatml>
また、このSEATMLの雛形は、 /usr/local/eSEAT/bin/gen_seatml コマンドでカレントディレクトリにコピーすることができます。ここからのドキュメントでは、このgen_seatmlコマンドから始めていきます。
作業場所の作成
これは必須ではありませんが、下記のように作業場所を作成しておけば、わかりやすかもしれません。
以降のこのサイトでのドキュメントでは、作業場所を ~/work を前提にしたいと思います。
# mkdir ~/work
で作業場所を作成して下さい。
資料