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Python版OpenRTM-aistについて
私の作成したRTCとツール群の多くがPython版のOpenRTM-aistで動作していますので、OpenRTM-aistのインストールから活用までを説明していきたいと思います。
このドキュメントでは、Ubuntu16.04を想定して書いていきますので、その他のOS,ディストリビューションに関しては、本家のホームページまたは他のWebサイトを参照してください。
インストール
OpenRTM-aistの本体とツール群をインストールするには、CORBAのライブラリとJavaの実行環境が必要になります。また、RTコンポーネントエディタを使う場合には、doxygen等のツールも必要です。
Python版のOpenRTM-aistは、1.1.2では、Python2.xの実行環境も必要ですので、aptコマンド でこれらのライブラリをインストールしておきます。
# sudo apt install python-omniorb-omg omniidl-python omniorb-nameserver python-yaml default-jdk doxygen
また、後々の利便性を高めるためにrtshellもインストールしておきましょう。
# sudo pip install rtshell
次に、Python版のOpenRTM-aistをインストールします。Python版のOpenRTM-aistもaptコマンドでインストール可能になる予定ですが、ここではソースコードからのインストールについて書いておきます。ソースコードは、このページの添付してあるOpenRTM-aist-Python-1.1.2.tar.gzをダウンロードして展開をしてください。
# tar xzvf OpenRTM-aist-Python-1.1.2.tar.gz
# cd OpenRTM-aist-Python-1.1.2
最後に、OpenRTM-aistをビルド&インストールします。
# python setup.py build
# sudo python setup.py install
資料