Wio Terminalを使ってみる
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Wio Terminalを使ってみる

最近、Amazonで見つけたWio Terminalを購入してみました。このデバイスは、ArduinoとMicroPythonで開発でき、コアプロセッサとして、ARM Cortex-M4F(最大200MHz)が載っており、無線LAN, Bletooth, RaspberryPi互換Pin, Groveポートなどが実装されています。
LCDやボタン、5方向スイッチなども搭載されていますので、以前作成した Keyboard+Mouseの代わりになるかと思います。
Wio Terminalの詳細については、オフィシャルサイトを参照して下さい。

Wio Terminalの開発環境を整備する

Arduino IDEのダウンロードとインストール

Wio Terminalの開発は、基本的にArduinoを使いますので、Windows, Linux上で開発することができます。
開発用のアプリケーションは、Arduinoのオフィシャルサイトからダウンロードすることができます。Windows10の場合には、Microsoft Storeからダウンロードすることもできます。
Linuxで開発する場合には、/dev/ttyACM0のパーミッションの問題もありますので、udevの設定をする必要あるようです。lsusbで確かめると
Bus 001 Device 125: ID 2886:802d  Wio Terminal (動作時)
Bus 001 Device 002: ID 2886:002d  Wio Terminal (開発時)
となっていました。そのため、/etc/udev/99-wioterminal.rulesを下のような内容で作成すると一般ユーザでもプログラムの書き込みができるようになります。
KERNEL=="ttyACM*", ATTRS{idVendor}=="2886", ATTRS{idProduct}=="002d",  MODE="0666"

WioTerminalのための環境設定

シリアルポートの設定が終われば、Arduino IDEを起動して環境設定を行います。Arduino IDEを起動しただけでは、本格的なWioTerminalのプログラム開発を行うには、Wio Terminalのボードライブラリーが必要になります。Wio TerminalのボードライブラリーをArduino IDEに追加するには、Arduino IDEを起動後、メニューの[ファイル] > [環境設定] をクリックし、「環境設定」のダイアログの「追加のボードマネージャのURL 」に下記のURLを追加します。
https://files.seeedstudio.com/arduino/package_seeeduino_boards_index.json
追加ボードマネージャーのURLを追加した後は、[OK]を押下し、[環境設定]のダイアログを閉じます。
次に、 メニューの[ツール] > [ボード] > [ボードマネージャ...]をクリックし、[ボードマネージャ]のダイアログを表示させます。このボードマネージャの検索窓に、「Wio Terminal」と入力し、ライブラリを検索します。すると[Seeed SAM Boards]が検索されますので、その表示部分にマウスポインタを載せると「インストール」ボタンが現れますので、それをクリックしてインストールを行います。
そして、メニューの[ツール] > [ボード] > [Seeed SAM(…) Boards] > [Seeeduino Wio Terminal]を選択して、開発ボードを設定します。
最後に、Wio Terminalを接続しているシリアルポートを正しく選択できれば、準備完了です。

サンプルプログラムをビルド

開発環境の整備が終われば、サンプルプログラムをダウンロードして色々試してみましょう。

WioTerminalをキーボード、マウスとして使う

WioTermonalには、5方向キースイッチと3つのタクトスイッチがついています。このキーとBluetoothを使って、以前作成したシリアルキーボードの再実装をしてみました。
WioTermimalの独自機能として、SDカードに書き込まれた文字列を入力する機能も追加してます。開発した、スケッチは、Githubで公開しています。