準備とインストール
準備
RTCBoWは、Apache+PHPがあれば、ほぼ動作します。ApacheとPHPを別々にインストールするのも可能ですが、最近はXAMPPという形でパッケージ配布されています。PECLなどの機能が使えないプラットフォームもありますが、RTCBoWでは、PECLのライブラリを使わないように実装しています。
そこで、ここでは、XAMPPをインストールすることにします。
XAMPPのインストール
XAMPPをインストールするのは、非常に簡単です。XAMPPのオフィシャルサイトからインストールするサーバーのOSに合わせたパッケージをダウンロードし、展開すれば完了です。
OpenRTM-aistのインストール
RTCBoWでは、RTCの実行オブジェクト生成機能があります。この機能を利用するには、OpenRTM-aistをコマンドラインからコンパイルする環境が必要です。
(&color(red){また、現在のRTCBoWでは、この機能はWindowsのみ利用可能になっています。})
OpenRTM-aistをインストールするには、OpenRTM-aistのオフィシャルサイトからOpenRTM-aist-1.1.0-RELEASEをダウンロードして、インストールを行います。
次に、RTCのコンパイルをコマンドラインで実行するために、VisualStudio2010 Express版をオフィシャルサイトからダウンロードして、インストールを行ってください。
以上で、RTCBoWをインストールする準備完了になります。
RTCBoWの初期設定
準備が終われば、RTCBoWを展開したURLに対して、Webブラウザでアクセスします。
管理者の名前(表示名)、管理者のID(特に変更しなくてもOKです)、管理者のパスワード、管理者のメールアドレスなどの必要事項を入力し、 [''Next'']ボタン を押下します。
ここで、入力した情報は、RTCBoWのユーザ管理用のデータベースや設定ファイルに登録されます。
インストールしたディレクトリ等を確認して、 [''Next'']ボタン を押下します。
RTCBoWの設定ファイルが表示されますので、確認後 [''Next'']ボタン を押下します。このファイルは、etcの下のrtcb.confとして保存されます。
以上で、インストールは終了です。
「トップページへ移動」をクリックしてログイン画面に移動してください。
もし、インストールを最初からやり直す場合には、 [''Init and Clear'']ボタン を押下して最初からやり直してください。