eSEATをWindows10にインストール
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eSEATをWindows10にインストール

Windows上でeSEATをインストールするには、
  • パッケージマネージャー rtpを利用する
  • ソースコードをダウンロードし、setuptoolsを使うの2通りの方法があります。
既に、OpenRTM-aistをインストールしている場合には、ソースコードからインストールをしてください。はじめて eSEATをはじめて使う場合には、rptコマンドを使ってインストールすることをお勧めします。

rptコマンドでeSEATをインストールする

まず最初に、rptコマンドをダウンロードします。rptは、pythonで実装されたWindows用のパッケージマネージャーで、githubからダウンロードすることができます。
eSEATをインストールするドライブのTOPに移動して、gitコマンドでダウンロードしてください。ここでは、Dドライブにインストールします。
 $ cd /d d:\
 $ git clone https://github.com/haraisao/rtp
git for Windowsをインストールしていない場合には、
 $ curl -k https://codeload.github.com/haraisao/rpt/zip/master -o rpt-master.zip

でダウンロードすることができます。
次に rptコマンドでパッケージ情報を取得します。
 $ cd rpt
 $ rpt update
 Download pkgs.yaml:|==========>|(100%)
これで、rptコマンドの準備が整いましたので、eSEATをインストールします。eSEATは、本来OpenRTM-aistが無くても動作させることができますが、通信できるモジュールがWebブラウザと送信用socketのみになりますので、Python版のOpenRTM-aist-1.2もインストールしてください。
 $ rpt install eSEAT
 $ rpt install python-openrtm
 $ rpt install OpenRTP
以上で、OpenRTM-aist対応のeSEATのインストールは終了です。ROSへの対応が必要な場合には、
 $ rpt install dekstop
 $ rpt install ros_setup
でRos4Winをインストールしてください。

ソースコードからインストール

OpenRTM-aistを既にインストールしており、Ros4Winも使用しない場合にはソースコードからインストールすることもできます。eSEATでRos4Winの機能も使いたい場合には、OpenRTM-aistを使用しているPythonとRos4WinのPythonを併せる必要がありますので、よくわかっている人以外は前述のrptコマンドでインストールしてください。
eSEATのソースコードは、Githubに公開しています。適当なディレクトリにGithubからcloneしてください。
 $ git clone https://github.com/haraisao/eSEAT
ソースコード中には、innstall.batというインストール用のバッチファイルがありますので、このバッチファイルを実行するか、setup_py2.py(またはsetup_py3.py)を使ってインストールしてください。
 $ cd eSEAT
 $ intall.bat
または、
 $ cd eSEAT
 $ python setup_py2.py install
でeSEATをインストールすることができます。
install.batを使わない場合には、eSEATの設定ファイルやidlコンパイルのバッチファイル、gen_seatml.bat等は、インストールされませんので適当な場所に必要なファイルを配置してください。
以上でインストールは終了です。