conf:コンフィグレーションパラメータの表示、修正
書式
conf RTC [options] command [args]
オプション
- '-a'
- listコマンド時に、すべてのコンフィグレーションパラメータセットを表示
- '-l'
- listコマンド時にコンフィグレーションパラメータの一覧を表示
- '-s SET'
- get,setコマンド時にコンフィグレーションパラメータのセット名を設定
概要
confコマンドは、引数で設定したRTCのコンフィグレーションパラメータの表示や修正を行うことができます。
このコマンドには、サブコマンドとして、list, get, set, actのいづれかを指定して使用します。
- ''list:''コンフィグレーションパラメータの一覧表示
- ''get:''指定したコンフィグレーションパラメータの表示
- ''set:''指定したコンフィグレーションパラメータを変更
- ''act:''指定したコンフィグレーションパラメータセットをアクティベート
使用例
OpenRTM-aistの標準インストールされているConfigSampleに対しては、下のように利用することができます。
ConfigSample0.rtc のセットを表示します。
$ rtconf /localhost/ConfigSample0.rtc list
+default*
+mode0
+mode1
ConfigSample0.rtc のセットとパラメータを表示します。
$ rtconf /localhost/ConfigSample0.rtc -l list
-default*
double_param0 0.99
double_param1 -0.99
...
隠されたセットを含めて ConfigSample0.rtc のセットを表示します。
$ rtconf /localhost/ConfigSample0.rtc -a list
+__constraints__
+__widget__
+default*
+mode0
+mode1
ConfigSample0.rtc の default セットのパラメータを表示します。
$ rtcmd conf %h.host_cxt/ConfigSample0.rtc -l -s default list
-__constraints__
double_param0 0<=x<=100
double_param1
...
現在のアクティブセットの int_param0 パラメータの値を42に編集します。
$ rtcmd conf %h.host_cxt/ConfigSample0.rtc set int_param0 42
mode0 というセットの int_param0 を42に編集します。
$ rtcmd conf %h.host_cxt/ConfigSample0.rtc -s mode0 set int_param0 42
現在のアクティブセットの int_param0 パラメータの値を取得します。
$ rtcmd conf %h.host_cxt/ConfigSample0.rtc get int_param0
0
mode0 というセットの int_param0 パラメータの値を取得します。
$ rtcmd conf %h.host_cxt/ConfigSample0.rtc -s mode0 get int_param0
12345
現在のアクティブセットを mode1 というセットにします。
$ rtcmd conf %h.host_cxt/ConfigSample0.rtc act mode1