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rtcmdによるRTCシステムの動作テスト
rtcmdについて
Yabrbsをインストールすると、rtshellの一部の機能を実装した''rtcmd''がインストールされます。
このコマンドは、コマンドプロンプトから引数を指定したRTCの操作、または引数なしで起動したコマンドインタプリタの2つのモードで動作させることができます。また、このコマンドを起動すると、必要であればネームサーバを同時に起動させます。
引数なしで起動し、コマンドインタプリタモードの場合には、<TAB>キーでの補完機能を使うことができます。引数を指定した場合、第2引数に指定したrtcmdのコマンドの単一実行を行います。この場合には補完機能を使うことができません。
rtcmdのコマンドの詳細は、このサイト内のページ に記載しています。
RTCシステムの動作テスト
通常、RTCシステムの起動や動作テストでは、RT SystemEditorやrtshellでRTシステムを作成し、アクティベートやテストデータの入力、ログの作成などを行うと思います。
Yarbsでは、rtcmdを使うためRTSystemProfileを使ったRTシステムの起動や動作ログを使った解析などはできませんが、rtcmdコマンドを記述したlaunchファイルを用いることで、一括起動やポートの接続などを自動化することができます。
このサイトのRTCの動作テストの動画では、この機能を使用して一括起動を行っています。
また、データポートへのテストデータの入力機能に関しては、rtshellと同じように振る舞うinjectコマンドがありますので、それを活用して頂くことになります。
動作テストでGUIパネル等が必要な場合などは、拙作のeSEATを活用して頂けると簡単なシステムでは十分ではないかと思います。