JuliusRTCとOpenJTalkRTCの動作テストシステム
OpenHRIでは、音声認識にJulius、音声発話にOpenJTalkを使ったRTCをパッケージングしています。これらの動作確認には、Julius用の文法定義ファイルを用意し、音声入力用のデバイス(マイクなど)を用意して、自ら発話をしなければいけません。
これでは、ちょっと自分のデスクで試していると、少しうるさがられることがあると思います。そこで日本語の文字入力をOpenJTalkRTCで音声情報に変換し、その情報をJuliusの入力としてしまえば、簡単に2つのコンポーネントの動作確認ができるとはずです。
ということで、試しにOpenHRIのコンポーネント群とeSEATを使ったテスト環境の構築をやってみます。
利用するコンポーネント群
このシステムで利用するコンポーネントは、下記のようになります。
- 発話用のコンポーネント群
- eSEAT(文字列の出力用)
- OpenJTalkRTC(テキスト-音声変換)
- PortAudioRTC(音声ファイルの再生)
- 音声認識用コンポーネント群
- JuliusRTC
- eSEAT(認識文字列表示用)