KinectRTC用モニタ
概要
このコンポーネントは、KinectRTCの画像出力に接続して使用します。KinectRTCがキャプチャした画像と認識した人、骨格モデルの関節位置を表示することができます。
動作環境
このコンポーネントは、画像表示にOpenCVライブラリを使用しています。OpenRTM-aistとOpenCVをサポートしているプラットフォーム上で動作させることができます。
ライセンス
このコンポーネントは、EPL-1.0ライセンスで配布いたします。
データポート
入力データポート
rawImage入力データポートは、TimedOctetSeq型であり、RGB24またはRGB32の画像フォーマット単純なのデータのみに対応します。デフォルトでは、深度画像表示となりますが、コンフィグレーションパラ―メータの設定で、表示画像の大きさと深さ数を変更することができます。
points入力データポートは、TimedShortSeq型であり、KinectRTCから出力されるスケルトン位置データのX,Y座標の配列データを前提としています。この入力データに対応した位置(検出した骨格モデルの2次元投影位置)に○が表示されます。
コンフィグレーションパラメータ
このコンポーネントには、image_width、image_height、image_channel、distの4つのコンフィグレーションパラメータがありますが、image_width、image_height、image_channelのみ有効です。
これらの3つのパラメータは、rawImageから入力された画像データのサイズと画像の深さを指定しています。入力される画像サイズへの自動追従はしませんので、KinectRTCからの出力が変化した場合には、これらのパラメータを適切に設定する必要があります。
たとえば、KinectRTCとの接続の場合に、下記のように設定する必要があります。
- KinectRTCからの出力が深度画像の場合(デフォルト):
- image_width=320
- image_height=240
- image_channel=3
- KinectRTCからの出力がカラー画像の場合:
- image_width=640
- image_height=480
- image_channel=3
添付ファイル:CvMonitor.zip