関心分野 >> WindowsでROS(Python)を動作させてみる(その2) >> WindowsでROSを動作させてみる(その3)
WindowsでROSを動作させてみる(その3)
その1、その2では、LinuxにインストールされたmelodicをWindowsで動作させるようにする方法について説明してきました。この対応では、Pythonのみのノード生成しかできていませんでしたので、Gitgubに公開されているソースコードからWindows用の環境整備を行っていきたいと思います。
ROS_Baseをソースコードからビルドする
ROS(melodic)をGithubに公開されているソースコードからビルドしていきます。
準備
ROSをソースコードからインストールするためには、下に記載した開発環境およびライブラリ群が必要になります。多くのものがバイナリインストール可能ですが、一部のライブラリに関しては、ソースコードからインストールする必要がありますのでご注意ください。
- Visual Studio Community 2017
- Visual C++(VC++はデフォルトではインストールされませんので注意してください)
- Windows SDK
- Python(2.7 または 3.6)
- python-empy
- PyYaml
- pyparsing
- defusedxml
- gnupg
- argparse
- python-dateutil
- docutils
- PyCrypto(pipでインストールする場合には、VC++9.0が必要になります)
- CMake-3.13.1
- Boost-1.68.0
- Bzip2-1.0.5
- LZ4-1.8.3
- Poco-1.9.0
- TinyXML2
資料
添付ファイルなし